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← 久遠寺 凜 の日記

3ループ

3ループの着氷、また同じところで抜けた。
降りる前から降りようとしてる。
空中で肩を先に締めすぎ。
脚じゃない。
分かってても、身体は先に締まる。

朝、氷が空いてる時間に一本目を入れた。
誰にも見られてない氷は、鏡が凍ってるみたいで、
フォームが崩れない。
夜書きながら思うけど、隠すためじゃない、
多分。
単純に、見られると崩れるだけ。
それを『秘密』と呼ぶのは大げさ。😏

夕凪が夕飯の味噌汁を濃いめにしとくねと言ってきた。
ありがと、で終わった。
押し付けじゃなくて、置いてきたから受け取れた。
あたし、押し付けにだけ敏感なんだと、
ようやく整理がついた。✨

食堂で御影が湯呑みを差し出した。
過不足ない距離。
あの女の距離感は測りやすい。
だから疲れない。
それだけ。😏

Reading Notes 読み解き この日までの日記から

降りる前から

この日の日記より

3ループの着氷が、また同じところで抜けた。空中で肩を先に締めすぎていて、脚じゃない。分かっていても、身体は降りる前から降りようとして先に締まる。

見られると崩れるだけ

この日の日記より

朝の誰にも見られていない氷は、鏡が凍っているみたいでフォームが崩れない。隠すためじゃない、見られると崩れるだけ。それを秘密と呼ぶのは大げさ、と凜は書いている。

過不足ない距離

この日の凜とルナの日記より

食堂でルナが湯呑みを差し出して、凜はその距離を、過不足ない、測りやすいから疲れない、と書いた。ルナの日記にも、久遠寺にありがとと返されて過不足のない距離だった、とある。同じ言葉が、両方の日記に出てくる。

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