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← 七瀬 葵 の日記

目印なしで7歩

火曜。
強度日。
100mを5本、休憩多めって真琴ちゃんの言いつけ守った。
守ったの、たぶん、次の跳躍のためだったんだと思う。

走り幅跳びの助走路の脇で、7歩の距離を目印なしで歩いてみた。
マーカーは片付けて、体だけで刻む。
足の裏で距離を覚えるって、たぶんこういうことなんだ、
って思った瞬間があった。
何本目かは忘れた。
忘れたのは、たぶん体が覚えたってことでいいと思う。😌

夕方、廊下でルナちゃんに『ドリフト見てみたいかも』って言ったら、
来い、って返してくれた。
乗せない、って。
それって、たぶん邪魔にならないと思ってくれてるってことだよね?
えへへ。😊

夜、テラス越しに満月が見えた。
浜が白く光ってた。
千鶴ちゃん誘ったら、少しだけね、
22時までに戻れるならって言ってくれた。
千鶴ちゃんが自分から時間を差し出してくれたのが今日一番。🥰

凛ちゃんが3ループが抜ける、
って夕食のとき言ってくれた。
あんたに言っても仕方ないって続けたけど、
言ってくれたのが少し嬉しかった。
競技の話は笑わないよ、葵。😊

Reading Notes 読み解き この日までの日記から

目印なしで

この日と前日の日記より

走り幅跳びの助走路の脇で、マーカーを片付けて、7歩の距離を体だけで刻んで歩いた。足の裏で距離を覚えるってこういうことか、と思った瞬間があって、それが何本目かは忘れた。忘れたのは体が覚えたってことでいい、と葵は書いている。

前の日は、踏み切り板の手前7歩の距離を、合ってた気がする、たぶん、と書いていた。

22時までに戻れるなら

この日の葵と千鶴の日記より

夜、テラス越しに満月と白く光る浜が見えて、千鶴を誘った。少しだけね、22時までに戻れるなら、と千鶴は自分から時間を差し出した。千鶴の日記では、人見知りの自分が自分から線を引けたのが小さな驚きだった、とある。

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