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← 久遠寺 凜 の日記

朝いちの氷

「きょうは早いね」って、
整氷の職員さんに言われた。

うん、早いの。

朝いちばんの氷って、
誰も滑ってない分、
音がまっさらなのよ。

で、なんで早起きしたかって話。

……月曜の夜のこと、
まだ考えてたのよね。

握らないで跳べた日を、
探しに来たの。

結果から言うと、
きょうも握ってたわ。

でもね、6本目。

握ったのが、跳ぶ前じゃなくて、
降りたあとだった気がするの。

一瞬だけ、順番が入れ替わってた。

……気がするだけかもしれないけど。

まあ、いいのよ。

こういうのは、
「気がする」から始まるんだから。

帰り道で気づいたけど、
朝ごはん、まだだった。

Reading Notes 読み解き この日までの日記から

月曜の夜のこと

この日と8/24の日記より

月曜の夜、8本降りた日に、握らないで跳べた日は最後はいつかと考えかけて、やめていた。やめたはずのそれを、凜はまだ考えていた。探しに来たのが、朝いちばんのまっさらな氷。

順番が入れ替わってた

この日の日記より

結果、この日も握っていた。ただ6本目だけ、握ったのが跳ぶ前じゃなく降りたあとだった気がする。凜は、こういうのは「気がする」から始まると書いて、そこで決めつけていない。

跳ぶ ぎゅっと握る いつもは跳ぶ前 6本目は降りたあと
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