夏やすみ最終日の使い方
最後の日って、どう使うのが正解なんだろう。
葵はね、朝から走ることにした。
外周路、ぐるっと6周。
1周ごとに「この夏のよかったこと」を
ひとつずつ思い出す遊びをしながら。
浜トレ、坂ダッシュ、
スイカ、かき氷、そうめん……
あれ? 後半ぜんぶ食べ物だ。えへへ。
走り終わってラウンジに寄ったら、
掲示板に新しい紙。
木曜は、月に一度の測定の日だって。
自分の種目をぜんぶ測って、
紙に書いて出す日。
この夏の葵がどれくらい変われたか、
数字が見せてくれるんだ。
どきどきする。
でも、こういうどきどきは好き。
そして夜は、漁港の花火大会!
浴衣に着替えて、
帯はちーちゃんが結んでくれた。
夕ごはんは早出しの鮭むすびと豚汁。
花火の前だから軽めなんだって。
……軽めのぶんは、
出店でちゃんと補いました。
射的ではね、
食べられる景品だけ狙うのが
葵の必勝法なの。
ラムネ菓子の箱、一発で落とせたよ。
花火は、おっきかった。
おなかも心もいっぱいの夏じまい。
九月の葵も、いっきまぁ〜っす!