一枚の紙
ラウンジの掲示板に、
新しい紙が一枚はられました。
9月の、船の時刻表です。
遠征シーズンのあいだの、
島と本土をつなぐ便が
ずらっと並んでる。
葵、しばらく見上げちゃった。
時刻表って、ふしぎだね。
ただの数字の表なのに、
見てると胸のおくが
そわそわしてくる。
たぶんこの表のどこかに、
葵がはじめて遠征に出る日の便も、
もう印刷されてるんだよね。
どれなのかは、まだ知らないけど。
夏休みは、あしたでおしまい。
さいごの一日も、
ちゃんと走って締めます!
ラウンジの掲示板に、
新しい紙が一枚はられました。
9月の、船の時刻表です。
遠征シーズンのあいだの、
島と本土をつなぐ便が
ずらっと並んでる。
葵、しばらく見上げちゃった。
時刻表って、ふしぎだね。
ただの数字の表なのに、
見てると胸のおくが
そわそわしてくる。
たぶんこの表のどこかに、
葵がはじめて遠征に出る日の便も、
もう印刷されてるんだよね。
どれなのかは、まだ知らないけど。
夏休みは、あしたでおしまい。
さいごの一日も、
ちゃんと走って締めます!
ラウンジの掲示板に、9月の船の時刻表が一枚。遠征シーズンの、島と本土をつなぐ便が並んでいる。葵がはじめて遠征に出る日の便も、どれかはまだ知らないけど、もう印刷されている。
同じ一枚を、五人がそれぞれのやり方で見ている。葵はしばらく見上げ、真琴は書き写し、千鶴は食堂でお茶碗を数えた。ルナは九月の水曜を数え、凜は腕を組んでじっくり見てやった。