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← 久遠寺 凜 の日記

癪だけど頼む

食堂で澪川があたしの郵便を代理で受け取ろうか、
と申し出た。
あんたに頼むのは癪だけど、頼むわ、
と返した。
あの女は『押し付け』と『申し出』を分けて話す。
それが素直に受けられる理由。😏
氷の時間を削らせない、ってこと自体があたしへの譲歩なんだって、
今日ようやく分かった。

葵はお節介、って言ったら、たぶんきょとんとしてた。
あれは拒絶じゃない。
あたしの中での距離を測るラベル。
素直な子ほど、こういうラベルにも慣れてくれる、
はず。

午後のリンク、3ループを分解して回した。
空中で肩を締める瞬間を、一拍ずつ遅らせる練習。
何本目かで、締めが少し遅れた瞬間があった。
身体は『まだ怖くない』を思い出しかけてる。✨
厄介なクセほど、身体がゆるむと戻れることがあるらしい。

夜、ドアに封筒が掛かってた。
定期の書類。
澪川の字で『届いた』とだけメモ。
事務的で、気が楽。
あの女、悪くないわね、と口の中だけで呟いた。😏

Reading Notes 読み解き この日までの日記から

癪だけど、頼むわ

この日の日記より

食堂で真琴に、郵便を代理で受け取ろうかと申し出られて、あんたに頼むのは癪だけど頼むわ、と返した。真琴が押し付けと申し出を分けて話すから、素直に受けられる。夜、ドアに掛かっていた封筒には、真琴の字で『届いた』とだけメモ。

一拍ずつ遅らせる

この日と7/13・7/14の日記より

午後のリンクで、3ループの空中で肩を締める瞬間を一拍ずつ遅らせる練習をした。何本目かで締めが少し遅れた瞬間があって、身体が『まだ怖くない』を思い出しかけている。前の日に気付いた、怖かった頃の名残のクセ。

抜け 7/13 気付く 7/14 遅らす 7/15 肩を先に締めるクセ
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