煮出し時間
月曜。麦茶、多めに沸かした。
葵ちゃんが、あてぃしの朝と夜の分け方を、記録帳に書きたい、って言ってくれて。量、って書き方だと日で変わるから、煮出し時間、って書き方に、してもらった、ですぅ。
量、じゃなくて、時間、って、なんだか、あてぃしの手つきの正体を、水の側から見つけてもらえた気がして、湯呑みに麦茶を注ぐ手が、少しだけ、遅くなった。
夕方のスパイクは軽めに。肩が上がるところで止めた。右手が、まだ、明日のサーブの位置を、ちゃんと憶えていた。
夜のみそ汁、鰹だしを濃いめに。ルナちゃんが、まっすぐ、って言葉じゃなくて、直接的、って言ってくれた。あの人の言葉、いつも、ちょっとだけ、あてぃしの想定より、まっすぐ、ですぅ。
ラウンジで冷たいお茶。氷、今日は、湯呑みに1個ずつ。夜だから、静かに、溶ける時間が、聞こえる。