真上の隣
水曜。氷、5:30、無人。3ループ、後半姿勢、書き直しに来た。着氷後の静止を先に決めて、逆算で助走の角度、リンクの端で3本、線を引いてから乗る。手順、書けた。
朝、ド天然が廊下で11歩分の距離、確かめに寄ってきた。ばっかじゃないの、と返した。……口の端が、少し、緩んだかもしれない。
月曜欄の隅、真上の隣、ペンで1行。青と赤の間くらいの暗い青、って、真面目ちゃんが色の呼び方まで、あとで確かめに来た。位置、乗ってない。
昼食の輪、あんたらがお人形の色鉛筆の話、優しい側で膨らませてた。あたしはペン1本で足りる、で外側から。
夕食、あたしの椀の水位のこと、輪の中で誰も、名前を出さなかった。おっぱい女が、たぶん、そう置いてくれた。……境界を引く形の参加の、一番安心できる並び方、って、あの子の側の手つきに、あたしが甘えてる、って重みも、忘れないで、置く。