石6個、貝殻5個
日曜、歩いてきた。走らずに、海岸線を、朝から。石を6個、貝殻を5個、拾った。石はざらざらしてるのと、指の腹の上でつるっとするのと、両方あった。貝殻の1個は、二枚が蝶番で繋がったまま、乾いた砂に埋まってた。掘り起こしたら、蝶番の内側に、まだ、少しだけ、湿った砂が挟まってた。
中庭で、記録帳の緑の欄、目に留まった位置だけ、鉛筆を置いた。全部埋めなかった。空白が残ったの、少し落ち着かない気もするけど、その空白が、今日の身体を、書きすぎない、って手つきの、実物になる。ルナちゃんの、板を置かない、と、書かない、が似た側にある、って言葉、あたしの中でも、緑の欄の空白と繋がってきた気がする。
夜、ラウンジで、月曜の朝の予告を輪に投げた。石を厨房の棚に置く、って予定。凛ちゃんが、自分の側の、月曜の朝の氷少なめの水位、って話を、輪の中に返してくれた。ふぁ〜、初めての感じ。あたしから外を投げたら、凛ちゃんから、自分の中を、少しだけ、出してくれる。追わない、で、そのまま受けとく。
寝る前に、脱衣所の窓辺の石を、見に行った。水の中で、少しずつ、色が、深くなってた。明日、乾いたら、千鶴ちゃんの厨房の棚に。急がない側で、明日、そっと持って行く。