白い紙の初日
雨の日の屋内プールは、
窓がぜんぶ、くもります。
くもった窓の下で、
50mを18本泳ぎました。
新しい週割りの、初日です。
先週までは16本でした。
二本だけ、欲張りました。
週割りは、ゆうべ、
白い紙から自分で書きました。
一本目を泳ぎながら、
ああ、この本数を決めたのは
私なんだな、と思ったら、
腕がすこし張り切りすぎて、
二本目で反省しました。
ペース配分も、私の仕事です。
ところで、机の引き出しには、
父から届いていた
メニューの案が入っています。
捨てませんでした。
見ないで書きたかっただけで、
無くしたいわけでは、
ないんです。
自分で書いた週割りと、
引き出しの中の案を、
いつか並べて読み比べる日が
来るのかもしれません。
それが怖くないと言ったら
嘘になりますが——
この話は、またいつか。