同じ紙で、続けて
日曜。
庭のベンチで千鶴の隣に、来週分の枠を開いた。
『同じ紙で、続けて』と自然に口に出せた。
金曜のラウンジで置いた言葉が、
屋外にも持ち出せる印——共有は、
場所を選ばない範囲まで育った。
父の型からの外側で、確実に。
『二人で慣れてきた』を朝、千鶴に口に出せた。
父の下では慣れが評価だった。
今は、慣れは共有の記録として置ける。
御影と『待ちの姿勢に置く』が揃った。
共通の言葉が、共同の物理形態を持てる、
って、私の中で、また一つ、統制感が更新された。