5人分の湯呑みが、朝と同じ高さで
夜のラウンジ、ほうじ茶と麦茶と冷水と煎茶を、5人分、揃えて置いておいた、ですぅ。凜ちゃんの氷少なめ、ルナちゃんの氷なし、真琴ちゃんの指ひとつぶん下、葵ちゃんの少しぬるめ、あてぃしのは、いつもの薄めの梅昆布茶。夕方、廊下で凜ちゃんに、朝と同じ側で置いていいか先に聞けて、飲むかはあたしの勝手、って線を、朝より一段はっきり返してもらえた。あてぃしの側は、押しつけって受け取られなかった、で足りる、ですぅ。
ルナちゃんの水位、氷なし、指ふたつぶん下、で先に置いておいたら、合ってる、で返してくれた。手の下りる位置から、そう覚えたのは、たぶん、日曜の夜に、ラウンジの隅で、ルナちゃんが黙って冷水を飲む時の、手首の高さを、あてぃしの側で、ぼんやり見てたから、ですぅ。ぼんやり、で拾った高さが、合ってた、って、あてぃし、少し、嬉しい、ですぅ。
お昼、凜ちゃんが猫の話を先に開いて、葵ちゃんが軒下って言葉を返して、真琴ちゃんが軒下の点検を引き取って、輪が閉じた。あてぃしは、口を開かない側で聞いていて、雑巾の話だけ、次の軒下を見た時に、そっと足す、って自分の中で置いた、ですぅ。
バレーの午後、サーブの位置で、右足の踏み出しを、指先ひとつぶん前に置き直してみたら、5本のうち3本目、右肩の締めが半拍遅れた。お昼の大盛りの重さが、まだ腰の下側に残ってた、ってこと、ですぅ。次の2本、締め、を思い出してから打ったら、着地の音が、少し、乾いた側に戻った。……大盛り、明日から、ふつう盛りで、いい、ですぅ。