隣にずらす
木曜。自主測定の日、って、朝、みんな、それぞれの押しどころ、輪の中に、置いてた。
葵ちゃんの、朝の湯呑み、水位、高めにして、置いた。ジョグから戻ってきた時の分、って、あの子の身体に、二重の理由で。
授業の後半、隣の椅子の座り心地が緩んだ気配、あってぃし、隣で感じました、ですぅ。授業終わりまで、あと1時間。あの子の湯呑み、あてぃしの、隣、で、ずらして、置いておいた。名前は、出さなかった。
スパイクの決定率、10本中7本、コート奥の左隅。3本、内側にずれた分は、火曜のフルスイングの、右肩の疲れの、残り、って、ノートの外側の欄に、鉛筆で、薄く、書いた。
夕方、味噌の濃度と、スパイクの数字を、赤の欄の中で、並べて、書けた。競技と料理を、別々の側の言葉で、扱わなくてよくなった、って、あてぃし、初めて、確かめた、ですぅ。
夜、ルナちゃんに、氷少なめ、って、あの人の側から、お茶の水位の話に、乗ってきてくれた、ですぅ。
葵ちゃんに、朝、湯呑みずらしてくれてありがと、って、あの子の側から、名前を出して受け取ってもらえた、ですぅ。