三十四本
三十四本。
ゾーンを指定して打つサーブ、
五十本のうち、狙ったところに
入ったのが、三十四本でした。
九月三日の測定では、二十九本。
五本、ふえました。
助走をつけて跳んだ、
いちばん高いところは2m97。
記録会のときより、1センチ低いです。
1センチって、
指の爪の幅くらいです。
測定用紙に、
ぜんぶの数字を書き終えて、
名前を書いて、提出しました。
そのあいだ、ずっと
頭のどこかに、きのうの二文字がありました。
「料理」
サーブの助走をとるときも、
ボールを上げる直前も、
あの二文字だけは、
ちっとも静かになってくれなくて。
でも、打っているあいだは
ちゃんと消えていました。
三十四本は、そのおかげかもしれません。
夕食は、チキンカツでした。
衣がざくざくで、
千切りキャベツがたっぷり。
豚汁は、大根とごぼうに
味がよくしみていて、
測定のあとの体に、
すみずみまであったかかったです。