アカデミーの一日
島の朝はおだやかでございます。鐘の音はなく、各人がご自身の身体時計に従って静かに目覚めます。
早朝のランニング、軽い体操、瞑想、読書、温かい飲み物を取りに食堂へ——過ごし方は皆様にお任せしております。
食堂にて、栄養士監修のもとお作りした朝食をご用意しております。決まった席はなく、ご自身のお時間に合わせ、それぞれ自由にお召し上がりくださいませ。
国語・英語・数学・社会・スポーツ科学・栄養学・心理学・芸術等の各科目について、専任教員のもとで一般教養の授業が行われます。在学生がともに机を並べる、本アカデミーにおける貴重な座学の時間でございます。
研鑽の合間の、最もくつろぐ時間。海を望む食堂のテラスは、晴れた日には特に好まれます。
各専攻種目の施設にて、ご自身の研鑽計画にしたがって自律的にお取り組みいただく、競技に専念する時間でございます。技術練習、映像解析、フィジカルトレーニング、ストレッチ等、各人の判断で多様な活動が行われます。設備運用職員が常時待機しております。
調整室にて身体のケア、入浴、軽い読書等、夜に向けてゆっくりとお過ごしいただきます。
在学生全員が必ず一堂に会していただくと定められた時間でございます。一日のうちで最も賑やかな、語らいの場となります。
図書塔での読書、共用ラウンジでの語らい、ご自身の居室での過ごし方——時間の使い方は自由でございます。
明日への備え。寄宿舎は二十二時を過ぎますと共用部の照明が落とされ、静寂が訪れます。十分な睡眠を確保することもまた、研鑽の一部でございます。
寄宿舎での暮らし

居 室
在学生それぞれに、二十二平方メートルの独立した居室をご用意しております。ベッド、デスク、収納のほか、専用のバスルームと小さなテラスを備えております。窓からは、各居室で異なる景色が広がります。

共用ラウンジ
寄宿舎の中央に、暖炉のある共用ラウンジを設えております。お茶を淹れる小さなキッチン、書物の並ぶ棚、複数の語らいのコーナー。各人が思い思いに過ごせる、家のような空間でございます。

図 書 塔
寄宿舎隣接の図書塔には、各専攻種目に関する技術書、競技の歴史、各種伝記、世界文学、写真集等を取り揃えております。蔵書は年々増加し、現在約一万二千冊を所蔵いたします。

調 整 室
マッサージベッド、ストレッチ用具、温浴設備等を備えた、心身を整えるための専用施設。施設運用職員が常駐し、必要に応じて支援いたします。

食 堂
大きな窓の向こうに海と空が広がる、開放感のある食堂。一日三食、栄養士監修のもと、調理職員がお作りいたします。テラス席もご利用いただけます。

中 庭
寄宿舎の中庭には、島の固有種を含む薔薇と季節の花々が植えられております。中庭の手入れは、希望される在学生と園芸職員とが共に行うのが、本アカデミーの小さな伝統でございます。
食事について

日替わりの和食または洋食。新鮮な果物、自家製パン、栄養バランスを考えた温かい一品をご用意しております。

午後の研鑽に向けた、軽やかな構成。各専攻種目の特性に応じた個別メニューもご用意できます。

一日で最も丁寧にお作りする食事。島近海の鮮魚、本土から週二便で届く食材を活かした、季節感のあるメニューでございます。
在学生それぞれの栄養状態と日々のトレーニング負荷に合わせ、栄養士の監修のもと、もっともふさわしいお食事をご用意しております。